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2023年のイベント

新しい催し物ほど上に来ます
Die neueste Veranstaltung kommt ganz oben.
The newest event comes above.
赤タイトルは石川日独協会のイベント(共催を含む)です
Veranstaltungen in rot sind unsere eigenen, inbegriffen auch Mitveranstaltungen.
Events in read are our own events, co-sponsered is also included.
黒タイトルは後援・支援団体や石川日独協会会員やその他のドイツに関するイベントです
Veranstalungen in schwarz sind die von anderen Organisationen.
Events in black are those of other organisations.
イベント情報をお持ちのかたは情報を事務局にお願いします

石川日独協会法人会員である家倉平八氏はエティエンヌ・ドゥレセール (Étienne
Delessert)の書いた子供の絵本を翻訳しておられます。
エティエンヌ・ドゥレセール
(1941年1月4日ローザンヌ生まれ)はスイス人です。独学で、グラフィックアーティスト、イラストレーターになっ芸術家です。アニメーション『ヨク・ヨク』シリーズやウジェーヌ・イヨネスコとの共作『ストーリー1、2、3、4』、児童心理学者ジャン・ピアジェとの共作でも知られています。彼の作品は、子供に疑問を抱かせるような奇妙な物語を用いて、子供の心を広げることに重点を置いているそうです。彼は自分自身を何よりもまずストーリー・テラーとしている。彼は、主にデジタル・メディアと手描きのスケッチを組み合わせた創作活動を行っています。2006年、2010年と2年連続で国際アンデルセン賞の最終選考に残り、その功績が認められています。家倉平八氏は『ヨック・ヨック』全シリーズの日本語訳の版権を買い取り、伊江倉 藍というペンネームで訳しています。イエスコーポレーション(Tel.076-291-7786)で購入が可能です。また県立図書館などでも読むことができます。ご興味があれば是非お読み下さい。家倉様は角の店というお好み焼き屋を金沢で開き、古い商店街を守る活動をしています。このお店にも全冊が置かれています。


2023年の新年挨拶

石川日独協会西嶋義憲会長の年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新型コロナウィルス(Covid-19)も収束に向かっています。日本以外の世界はウィズコロナの生活にシフトしています。昨年8月末に学会発表でチェコのプラハに行ってきましたが、そこではすでに日常を取り戻し、みんなマスクのない生活を送っていました。一方、日本ではいまだに相変わらずテレビなどの大手メディアのニュースでは感染者数を示して蔓延していることをあおっています。しかしながら、感染者数はPCR検査陽性者のことで、発症者数とは異なります。発表される死者数にしてもPCR検査で陽性となった場合をすべて新型コロナによるものと算定しているだけで、実数とは限りませんし、そもそも年齢を示していません。そのように私は考え、今年は対面での活動を積極的に行っていこうと思います。

新年最初の行事は新年会を兼ねた映画の鑑賞会でした。アドルフ・ムシュクという作家の生涯に焦点をあてたドキュメンタリーでした。久しぶりの対面の行事で、会員の方々とじかに話し合うことができました。これこそが本来の石川日独協会の活動による交流だと再認識できました。これまで2年間、対面を避け、行事や話し合いはオンライン開催でした。たしかに、画面を通した話し合いでも、実質的な内容のやり取りはできます。しかし、それは画面を通しているため、極めて形式的にしか感じられません。人間の本来的な心の交流からは程遠いと言わざるをえないものです。それを、年頭の行事で元に戻しました。今年からやっと普通の、当たり前の交流をしていきます。月に1回は何らかの形で会合を持ちたいと思いますので、皆さまの積極的なご参加を期待しています。

4月18日 日独国際フォーラム
早瀬先生から案内が来ています。

4月1日と4月2日 コンサートの案内
輪島忠雄氏が予告していたコンサートの案内です。
石川日独協会はこのコンサートの後援団体の一つです。
コンサート申込みは直接金澤古楽堂にお申し込みをお願いします。



3月 西嶋義則会長の論文集第18巻(最終刊)が発行されました
社会言語学をライフワークとして教えてこられ、西嶋先生の人間性が感じ取られ、学者を輩出し、 多くの学生に尊敬されてこられた様子がこの論集から読み取ることができます。冊子は西嶋会長の好意で電子ファイルで読むことが できます。興味の有る方はこのファイルを各自ダウンロードして、ご笑覧下さい。https://send.kains.kanazawa-u.ac.jp/?s=download&token=61847f29-43da-45f3-a4e0-1079cb50dc51 また、近いうちに講演もして下さいますので、そのときは是非ともご参加下さるようにお願いします。 
ドイツで古楽器(チエンバロ)の製作に11年間挑戦した輪島忠雄氏(白山市在住)による体験談 - ドイツの親方制度
日時 2月7日 18時から20時
場所 しいのき迎賓館セミナールーB
   車で来られる方は迎賓館の駐車場をお使い下さい。
この講演はハイブリッドで対面形式とZoomとで行います。
Zoomで入られる方は遅くとも3日前までにお申し込み下さい。
また対面ではコロナ対策のために最大で25名しか受け付けられません。Zoomで入られる方も会場に来られる方も参加の申し込みをが必要です。次のページをクリックして申し込み下さい。
https://forms.gle/hMHqwtko1r7dfB2N7

 またZoomで入られる方は講演中に、生活音が入らないようにマイクを消音にして下さい。質疑応答が始まりましたら、前もって質問をチャットに書き込んで入場下さるようにお願いします。できるだけ多くの人に質問の機会を確保するためです。

日本でピアノ製作会社に勤めた後に、ドイツ・バンベルクで11年間、チェンバロ作りのために、徒弟制度に入り,現在白山市にお住まいの輪島忠雄様がドイツの生活について講演して下さいます。
 先日、白山市の工房、金澤古楽を訪ねた折に、素晴らしいチェンバロを何台も見せて頂きました。輪島様はバンベルクの工房とタイアップしてチェンバロの製作と販売を行い、かつ様々な音楽活動もなさっています。向こうの親方から十全の信頼を得ていたことなどをお話から窺い知ることができました。今回は講演だけですが、輪島様は様々なチェンバロによる音楽会を今年も計画されています。音楽会などの情報が入りましたら、ホームページで皆様に案内させて頂きます。
 石川日独協会と石川EU協会共催で開催した,今回の輪島忠雄様のマイスター制度の話は、それを体験し、耐え、そして親方や競争相手から認められる、それ自体が教養小説(Bildungsroman)です。人間が鍛えられ、しかも人種を超えて認め合う、なかなか大学では得られない話でした。またドイツの徒弟制度が決して閉鎖的なものではなくて、国家的な資格を得られる客観的なものであることが、日本でTraining on Jobと言わるものとは無関係なものであることが分かりました。4月に開催される白山市河内地区で行われるコンサートには是非ともご参加をお願いします(楠根)。


緊急 
2月6日
石川日独協会会長 西嶋義憲最終講義
皆様奮ってのご参加をお願いします。
日時 2月6日 10時30分開始、質疑応答を含めて12時まで
最終講義題タイトル
――私が「研究」と称してしてきたこと――


場所 金沢大学人間社会第2講義棟309講義室

人間社会第2講義棟は下の地図だと左上にある北福利施設に隣接しています。地図の右下に記載されている記号では「N11」となります。
角間キャンパスマップ
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/07/kakuma.pdf

講義は対面とオンライン(+録画)で行います。
(対面の場合) 対面での最終講義の場所は以下のとおりです:
人間社会第2講義棟309講義室
(オンラインの場合)
オンラインでの聴講はZoom会議室を使います。次のURLからお入りください。
トピック: 西嶋義憲(金沢大学)最終講義
(2023年2月6日10:30-12:00)
時間: 2023年2月6日 08:45 AM 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する
https://kanazawa-university.zoom.us/j/88545397791?pwd=cTFENlhHTWFWMUlQQ1lFNlJTMHhIdz09
ミーティングID: 885 4539 7791
パスコード: 558188


西嶋先生の人柄、そして多くの学生に愛されていたことが、伝わってくる講演でした。
参加できなかった人のため見逃し配信もいたします。見逃し配信で西嶋先生の最終講義は以下の゜ホームページで見ることができます。
https://kanazawa-university.zoom.us/rec/share/w0tyxBUwXx8XTrBpzwENTNKHq_X7ZYOT2RgAeRpcOPVQxsf1PiMhlIyIPxaOq4Uo.EpHUl-U3jHlkU4RB
その際に以下のパスコードを入れて下さい。
パスコード: b*506TD!
1月9日(祝日) 
ムシュク氏の作品とその人生についての映画(日本語字幕付き)と新年会

皆様、明けましておめでとうございます。

緊急のお知らせ

1月の石川日独協会催し物の案内

日が迫っていますが、お時間のある方は是非ともご参加下さい。

石川日独協会は今年はいろいろな催し物を計画しています。

今年の第一弾として

スイスで一番有名な作家、チューリヒ工科大学の教授の二足のわらじを履き、政治活動を行い、2003年より2005年まではベルリン科学芸術アカデミー総裁、フクシマの原発事故や日本の歴史などに題材を取った小説の発表などで、私たち石川日独協会には知られた存在です。前回金沢に来られたときには、金沢には多くの友人がいると言われていました。それは石川日独協会ができる前から、岡井理事や楠根はAdolf Muschg氏と個人的な接点があったからです。このムシュク氏の作品とその人生についての映画(日本語字幕付き)を上演することになりました。スイスの映画制作であるErich Schmid氏が金沢での上演を昨日許可して下さいましたので,皆様にご案内する次第です。映画の終了後、皆様と歓談したいと思います。

日時  1月9日(祝日)14:00-16:00

場所 劇団アンゲルスのスタジオ犀: (金沢市長土塀3-24-28)

映画上演は無料で行うことで使用許可を頂きましたが、上演場所として貸しスタジオを借りること、また劇団のスタッフの労力もお借りすること、新年会も兼ねてお茶やコーヒに御菓子を食べて、歓談したいので、お茶(お菓子付き)+会場使用料金分担金として、一人¥800 を徴収いたします。

参加申し込みはできる限り17日までに石川日独協会公式メルアドを使用して、名前と電話を書いて申し込んで下さるよう、お願いします。またワクチン照明書(三回以上の接種) も分かる形(アプリか紙媒体)でご持参下されば有り難いです。公式メルアド:ishikawanichidokukyokai@gmail.com

映画を見た感想(西嶋会長)
 ムシュクという作家については行事の案内文に書かれています。そして、映画の予告編は次のサイトで見ることができます。英語の字幕がついています。

https://www.youtube.com/watch?v=lRlvElL03lA

 この作品の感想を簡単に述べておくと、他者と接することで、自分を知ることができるということがメッセージだったように思いました。自分というもの(アイデンティティ)は確固としてあるものではなく、他者との出会いによってわかってくるものだし、変化していくものだと理解しました。この作家の作品は手元にありますが、まだ読んだことがありませんでした。この映画観賞会がきっかけとなり、作品を読んでみる気になりました。この映画観賞会を企画してくださった楠根先生、ありがとうございます。そして、会場を貸してくださった岡井さんに感謝申し上げます。(西嶋会長)

この映画は生き方としても非常に学ぶところが多いので、近い将来皆様に再度ご案内する予定です(楠根)。