2009年度石川日独協会催し物

石川日独協会へようこそ!Welcome to the Japanese-German Society Ishikawa!
Willkommen zur Japanisch-Deutschen Gesellschaft Ishikawa!

石川日独協会の公式ホーム・ページは www.nichidoku.orgです。 
石川日独協会への連絡は 公式メールアドレスはishikawanichidokukyokai@gmail.com です。

皆様からの積極的な投稿をお願いします。This Home Page of Club is thought for communication of members of japanese-German Society Ishikawa. You can be informed of our activities. You may also disseminate your essay.

石川日独協会のパートナー,レーゲンスブルク独日協会のホーム・ページ
DJG-Regensburg is our Partner in Germany.
DJG-Regensburg ist unser Partner in Deutschland
レーゲンスブルク独日協会は石川日独協会のために次のような リンクを張っています。
Interesting Links (Interessante Links)
ベルリン日独協会のホーム・ページ (DJG Berlin)
このホーム・ページには瓦版という面白いページがあります。
金沢日仏協会 今後金沢日仏協会ともとも合同の催し物を開催したいと思っています。
We plan to host some common events with the Japanese-French Society Kanazawa.
会員になりたい方,あるいは催し物のご要望、ご意見,その他,何かご用がありましたら,石川日独協会公式メールアドレス: ishikawanichidokukyokai@gmail.com までメールでお願いします。担当の者が返事いたします。
Please contact with us ishikawanichidokukyokai@gmail.com if you have some requests or wishes!

片町にある本格的にドイツ料理店ぴるぜんのオーナーでかつ石川日独協会の法人会員である徳家宏様のご厚意で,2008年4月から第二水曜日に石川日独協会はStammtischとしてこのレストランに集まることができるようになりました。日本にある日独協会の中でも,誇れる協力関係を築けましたことを喜ぶとともに,徳家宏様の理想の高さにただ感動する他ありません。
We express our gratitude to the owner of the genueine german restaurant Pilsen in Katamachi, located in the center of the city, a corporate member of the Japanese-German Society Ishikawa, Mr Hiroshi Tokka. He has enabled us to host a meeting of our society on the every second Wednesday of month. We are very proud of our Stammtisch and appriciate his idealistic sprite.
Wir moechten unser Dankbarkeit an Herrn Hiroshi Tokka, Besitzer des echten Deutschen Restaurants im Herz der Stadt Kanazawa (Katamachi) und auch Firmenmitglied unser Gesellschaft, dass er uns ermoeglicht hat, an jedem zweiten Mitwoch des Monats exklussive dort zusammensitzen zu duerfen. Wir sind sehr stolz auf unserem Stammtisch. Andere Japanisch-Deutschen Gesellschaften in Japan duerfen uns sehr beneiden. Wir sind von seinem Edelmut sehr begeistert!

毎月第二水曜日の日独クラブは料理がメインの催し物は原則的に片町のドイツ料理店びるぜんで開催しますが、日時や場所も変更するときもありますので、毎回このホーム・ページでチエックしてください。
Generally we will meat on the second Wednesday at the German Restaurant Pilsen in Katamachi if eating and drinking is main purpose, but not always, so I ask you to check this home page from time to time to avoid bad suprise.
Wir treffen uns regelmaessig im Deutschen Restaurant Pilsen in Katamachi, wenn das Essen und Trinken ein Hauptziel ist, der Satz 'Ausnahme bestaetigt die Regeln, gilt auch hier. So bitte ich Sie immer die Webseite im voraus zu checken!


ぴるぜんの ホーム・ページ

地図は次の場所をクリックしてください。

場所  ぴるぜん
片町のスマイル・ホテルの横の道を犀川に向かって歩いて,左側にあります。
Map (Landkarte)
Venue: You must go at the corner of Smile Hotel in Katamach into a narrow way towards Saikawa river. You can find the restaurant on right hand.
Von Katamachi koennen Sie das Smile Hotel, kurz davor biegen Sie nach rechts in die schmale Gasse, Richtung zum Fluss ein! Dann finden Sie das Restauran auf der rechten Seite.

石川日独協会催し物 最新のものは一番上に来ます。 Events of our society (Veranstaltungen der  JDG-Ishikawa)

The newest event comes at the top. Die Neueste Veranstaltung kommt ganz oben.

2009年12月22日(火)早瀬会長の記事が北陸中日新聞に掲載されました


2009年12月20日(日)石川日独協会のバロック音楽コンサートとクリスマス会

開催日は日曜日です
なお、今年からクリスマス会のプレゼントの交換は参加者の心的な負担も考慮して、行わないことにしましたので、皆様手ぶら出来てくださいませ。
石川日独協会木戸先生のモーツァルト・アカデミー室内管弦楽団の方、15人-16人によるバロック音楽コンサート。その後同じ建物の別室で、クリスマスパーティを行います。チェンバロと弦楽器、素敵ではありませんか。賛美歌も演奏していただける予定です。
受付開始 18時
コンサート 18時30分から19時
クリスマス会 19時より21時
場所 野々市交遊舎
駐車場はたくさんあります。
住所 〒921-8807石川県石川郡野々市町二日市一丁目2番地
JR野々市駅北口より徒歩1分。
コミュニティバス「のっティ」JR野々市駅バス停より徒歩3分。



JR金沢駅から普通列車で乗車時間7分
金沢駅発野々市駅 17時29分発、18時発、18時24分発
野々市駅発金沢着 21時30分発、21時56分発

会費 食事と飲み物(ワイン・ビール・ノンアルコール飲料) 代金込み 4000円
申し込み受付期限 12月17日
締め切り以降の変更はメールではなくて、その旨を次の所に緊急電話連絡お願いします。緊急連絡電話は(090-2372-4061 あるいは 090-3296-6148)です。
申し込みは メールの場合は
石川日独協会公式メールアドレス ishikawanichidokukyokai@gmail.com
非メール会員は郵便で連絡をさせていただいている足立まで従来通り一報をお願いします。
コンサートプログラムは以下の通りです。当日木戸博也理事が作ったこのプログラムを会場で配ります。



素晴らしいクリスマスになりました。モーツァルト・アカデミーの皆様、木戸先生、素晴らしい演奏有り難うございました。何ヶ月も私たちのために練習してくださって有り難うございます。お陰様で素晴らしい一夜を過ごさせていただきました。また粟野々市町町長、ご出席有り難うございました。また、皆様から温かいご寄付を頂き有り難うございました。お陰様で、ある程度の赤字を予想していたのですが、黒字になりました。また早瀬慶子様、皆様のためにクリスマスのクッキーを焼いてくださって有り難うございました。来年度のクリスマスもこれで決まりと思いました。皆様良いクリスマスと、お正月を、そして来年もよろしくお願いします(K生)。
2009年11月14日(土) 石川EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会共同主催による日独仏3国共同フォーラム(入場無料)と懇親会の案内  開催日は土曜日です

開始時間が変更になりました 新しいプログラムをご覧下さい

秋も深まりつつある今日このごろ、会員の皆様にはお元気にお過ごしのことと推察申し上げます。ホットなところでは、さる 103日、アイルランドの2 度目の国民投票で欧州連合新基本条約「リスボン条約」が批准され、EU は新たな局面を迎えることになりました。私たち石川EU 協会会員にとっても、EUが今後どのように発展していくのか、興味の尽きないところではないでしょうか。
 さて、かねてよりご案内してあったところですが、石川 EU協会にとって今年度の大きな事業の一つ、石川EU 協会・石川日独協会・金沢日仏協会共同主催による日独仏3 国共同フォーラムを下記の要領で行うことに決定しました。また、同日夜には同じく 3協会共同による、フォーラム基調講演講師の独仏両大使館2 公使を囲んでのクローズドな懇親会を予定しております。
 そこでお願いです。フォーラム会場は金沢市郊外に位置し、交通の便もあまり芳しくなく、しかも 300人を収容できる大きな容量を有していることもあり、お世話する者としてはいかに多くの参加者を募るかということで、思案投げ首しているところであります。会員の皆様方にはどうぞ他人事としてではなく、わが事としてご参加くださり、当協会の事業を成功に導いてくださいますようお願い申し上げます。もちろん、他のどなたでも、こういった国際問題に興味を抱いておられる方をお誘いいただきご同道願えれば、これに越した喜びはございません。

【フォーラム】

標題: 「行動するEUの核・フランスとドイツ…… 日本も頑張れ」

基調講演: プノ・フランス公使、プリンツ・ドイツ公使 (逐次通訳付)

会場: 石川県地場産業振興センター・コンベンションホール(新館1F)

日時: 20091114 日(土)13:30開場 14:00 開始17:00終了

プログラム: ・開会の辞・公使紹介

・第一部

「フランスとドイツ」(プリンツ公使)

「ベルリンの壁崩壊のフィルム上映」

EU統合における両国の役割」(プノ公使)

休憩

・第二部

EUの最近の変遷(リスボン条約)」(プリンツ公使)

EUは東アジア協同体構想のモデルとなるか」(プノ公使)

・質疑応答

・閉会の辞

参加費: 無料

申込: 不要 どなたでもどうぞお越し下さい。

北鉄バスをご利用の方へ

・フォーラム会場へ
金沢駅東口発 特急12 35(県庁前下車)

金沢駅西口発    1214 (工業試験場下車)12 4113 13(県庁前下車)

・フォーラム会場から懇親会会場
(金沢駅経由南町下車)
工業試験場口発 18 25
県庁前発 17 0317 3818 0818 29


 交通案内 


車でお越しの皆様は下記の注意事項をお守り下さるようお願いいたします。
通路での駐・停車は、路線バス運行の妨げになりますのでご遠慮下さい。
繊維・鉄工会館専用駐車場は、私有地につき駐車しないで下さい。



「懇親会」
日時: 20091114 日(土)19:0021:00 (受付開始 18:40)
   会場: 金沢ニューグランドホテル・アネックス(隣接別館)4 階「金扇」
      920-8688  県金沢市南町41 号 TEL: 076-233-1311 FAX: 076-233-1591

   参加費:8,000
   申込: 必要石川EU協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください
   <出欠の連絡先>
   石川 EU協会事務局 
    920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 
   
Tel: 076-264-5428   E-mail: ishikawaeu@gmail.com
  服装: 平服でお越しください。
懇親会のご案内
「クリストフ・プノ公使(フランス大使館)アンナ・プリンツ公使(ドイツ大使館)を囲んでの懇親会」
主催: 石川EU 協会 石川日独協会金沢日仏協会
各位
 前略 きたる11月 14日(土)、日独仏3国共同フォーラムの基調講演講師として、クリストフ・プノ・フランス公使とアンナ・プリンツ・ドイツ公使が来沢されます。これを機に、お 2人を囲み、下記の要領で懇親会を開催します。なるべく多くの方とお話をしたいとの両公使のご希望もあり、肩の凝らない立食形式といたします。通訳も来ており、日本語・ドイツ語・フランス語・英語のどの言語でお話しいただいても結構です。懇親会への参加は、石川 EU協会・石川日独協会・金沢日仏協会会員のほか、主催者よりご案内を差し上げた方々に限定させていただきます。楽しい会です。ぜひご出席ください。なお、懇親会の出欠について、準備の都合上、 116日(金)までに石川EU 協会事務局までメールまたは電話にてご連絡ください。クローズドな会合なので、参加者であることの確認のために御芳名を記載の上、当日この 懇親会案内をダウンロード、コピーして各自記入して必ずご持参ください。

                              石川EU協会会長 浅野 周二
                             石川日独協会会長 早瀬 勇
                              金沢日仏協会会長 小間井 孝吉
石川日独協会の非メール会員の方には別途この懇親会案内 が送付されます。

K生感想
講演会の方には、多くの方のご参加いただき、有り難うございました。講演者の方の誠実でかつ実際にEUの形成に携わった人からの、公式の見解を聞くことが出来ました。また東アジア共同体構想というものが、現在の欧州連合の状態からどれだけまだかけ離れているのかと言うこともよく分かりました。
また遊学館の生徒の方たち、長い時間聞いていただき有り難うございました。またプノー公使が来られなくなり急遽モンフォール参事官が参加され、見事に代役を務められました。聴衆の多くは深い感銘を受けたことでしょう。

また講演会場や懇親会の様子の写真などは石川EU協会のホーム・ページに掲載していますので、そちらもご覧下さい。

2009年10月28日(水)および同29日(木)日独シンポジウムの案内
日本においても、ドイツにおいてもグローバル化が進み、最新の通信技術が普及し、構造変遷が進展する中、大都市圏に産業経済活動が集中するようになりました。さらに、両国ともに少子高齢化が進んだ結果、大都市圏のみならず、大都市と大都市の間に広がる地方や一般規模の都市にも様々な影響が及ぶようになりました。
ベルリン日独センターは2007年9月に、財団法人計量計画研究所(IBS)の協力を得て、地方の過疎化をテーマとする日欧会議『日本とヨーロッパにおける忘れ去られた地域――辺境の未来』をベルリンで開催しましたが、来る10月28日には以下の要領で、大都市縁辺部に焦点を当てる継続シンポジウムを東京で開催いたします。
日独シンポジウム『日本とドイツにおける大都市周辺地域』
期日:2009年10月28日(水)および同29日(木)
会場: インターナショナルハウス・オブ・ジャパン(国際文化会館)
〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16
お問い合わせ窓口:
IBS(The Institute of Behavioral Sciences−財団法人計量計画研究所) ,
Tel:03- 3268-9911(代) 、メール: hyagai@ibs.or.jp

主催 IBS(The Institute of Behavioral Sciences−財団法人計量計画研究所) 、ベルリン日独センター
会議言語:日本語およびドイツ語(同時通訳付き)

皆様ご多忙の折とは存じますが、ぜひ本日独シンポジウムにご列席賜りますよう、ご案内申し上げる次第にございます。
日本側基調報告者は、おおむね二つの観点から、大都市縁辺部が抱える問題にアプローチします。第一の観点は「東京圏の課題」です。二つ目の観点からは「生活水準の維持」「休閑地の利用」「都市と地方の発展」等の問題に対する地方自治体、県、国の各政策レベル面での動向に焦点を当てます。ドイツ側基調報告者は、ドイツにおける大都市周辺地域の状況、中でも最も不利な状況にある地方自治体の現状を紹介し、地方自治体、州政府、連邦政府が導入した様々な助成策や復興政策を紹介するとともに、その内容を検討・分析します。また、統合的な都市計画の試みも紹介します。
本シンポジウムの日程案ならびに企画案は、ベルリン日独センターのウェブサイト(www.jdzb.de)からダウンロードくださいますようお願い申し上げます。
なお、会場の席数が限られておりますため、シンポジウム出席ご希望の場合は、添付いたしました参加登録用紙に必要事項をご記入の上、
10月23日(金)ま にベルリン日独センター(Email: register@jdzb.de) 宛にご返送くださいますようお願い申し上げます。
詳細に関しましてはベルリン日独センターのホームページ: www.jdzb.deをご参照ください。

お申し込みフォーム

Eメール回答用(Emailadress: register@jdzb.de)
題名には、お手数ですが、日独シンポジウム『大都市周辺地域』 とご記入ください。


日独シンポジウム『日本とドイツにおける大都市周辺地域』

■ご芳名

(和)伯林 太郎(例)

(英)Berlin Taro (例)


■貴社・貴団体名

(和)ベルリン日独センター(例)

(英) Japanese-German Center Berlin(例)

■お役職・部課名

(和)プロジェクト・マネージメント部アシスタント(例)

(英)Project Assistant (例)

■貴社・貴団体住所(またはご自宅)

(和)〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16(例)

(英) 5-11-16 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 106-0032 (例)


■Tel.:

■Fax:

■E-Mail:
ご記入いただきました個人データは、上記のシンポジウムに関連したご連絡または今後の催し物の招待状を送付する際のみに使用させていただきます。
当方からは返信メールはお送り致しませんので、ご了承下さい。


2009年10月22日23日劇団アンゲルス次回公演のお知らせです
<2009いしかわビエンナーレ秋の芸術祭>
=いしかわ演劇祭(フェスティバル“老い”)=参加公演  http://www.k-tpa.com
★イヨネスコ生誕100年記念公演「椅子」=岡井直道:演出=
 出演:月原豊・下條世津子・LABIT
 制作:劇団アンゲルス
 日時:10月22日(木)・23日(金) 19:30開演
 会場:金沢市民芸術村ドラマ工房
 入場料金:\2,500(演劇祭共通フリーパス)
☆20世紀半ばに世界の演劇シーンをひっくり返したウジェーヌ・イオネスコ!
 劇団アンゲルスでは、過去にイヨネスコの「禿の女歌手」「犀」に取り組んできました。
 彼の作品はどれもナンセンスでリアル! 奇妙な“本当”感覚が浮かび上がります。
 白黒をはっきりさせるような知性では味わえない “豊かな存在” がウロウロ! してます。
今回の「椅子」では:95歳のじいさんと94歳のばあさんが、自分の家に多くの客を招待したようです。
 自分たちの言いたいことを的確に伝えるためにメッセンジャーにも来てもらいます。
わたしどもの生涯はこの礼賛のうちに終わるべきなのです……
 今はただ、これほど長く、これほど平穏な一生を与えたもうた天に感謝します……
 わたしの人生は尽き、わたしの使命は果たされました。
 わたしの一生もむだではなかった。
 今わたしのメッセージが世界に示されようというのですから……
前衛劇のモダンでクラシックな作家イヨネスコ!
 そのねじれる世界 に、おおいに腹をよじらせたいと、ただ今奮闘中です。
是非、ご来場ください。お待ちしております。
■劇団アンゲルス(岡井) http://www.angelus-t.com/
ps.☆「銀河」ダイジェスト画像: http://www.youtube.com/watch?v=fMNPLdMg6Rg&feature=player_embedded
2009年10月14日(水)Stammtisch 石川日独協会講演会  Lecture (Vortrag)
講演題目 「ドイツの道州制について」 Reginal System in Germany (Bundesstaatensytem von Deutschland)
講演者 足立 英彦(金沢大学人間社会学域法学類准教授、石川日独協会理事)
講師紹介 東北大学学士、東北大学修士、ドイツ・キール大学法学博士
職歴 キール大学 助手を経て現職
専門 法理学、法哲学 

場所 金沢大学サテライトプラザ(西町研修館)3階集会室
Meeting Place: Satellite-Plaze of Kanazawa University (Nishimachi Kenshukan)
時間 18:30受付開始。講演は19:00〜21:00 
講演会参加は無料です。申し込みの必要はありません。一般市民の方も大歓迎です。Participation for the lecture is free. You are all welcome! Eintritt fuer den Vortrag ist kostenlos! Besuch von jedem Buerger ist willkommen!
講演会場への行き方 Venue of Lecture, (Vortragsort)

それでも場所が分からない人は次の所に直接連絡を取ってください。
***** 国立大学法人 金沢大学サテライト・プラザ ***********
石川県金沢市西町3番丁16番地 TEL232-5343 FAX232-5383
http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/ad_koho/satellite/default.htm
ドイツの連邦制度、州制度というものの歴史と憲法の関係、政治と財政など多角的な検討が加えられて、参加者からの質問も活発で、ドイツの連邦制度がどのようなものであり、日本での議論されている道州制というものがいかに実体を欠いた上滑りの議論であるかということに気づかされた講演会でした。

2009年9月28日 劇団アンゲルスのパーティです。また韓国春川市の劇団DOMOの方も来られます
<「銀河」上映会&韓国演劇人との交流>を行います。 ■期日:9月28日(月)  19:00〜20:30「銀河鉄道の夜」大型画面にて上映。  20:45〜22:30 韓国春川市の劇団DOMO 演出家ホワン・ウンギ氏と3人の演劇人との   ミニパーティー(飲食物持ち寄りです、よろしく!)  ■会場:劇団アンゲルス(彦三町2-10-13) ご来場くだ さい。   ■「銀河」ダイジェスト版は  http://www.theater-angelus.com/ news.html#1 です。 ☆劇団アンゲルス(岡井直道)

2009年9月9日(水) Stammtisch 石川日独協会催し物 ビール祭り Bierfest (Beer Festival)
2005年日本におけるドイツ年に金沢星稜大学で講演してくれた ドイツ・ゲルゼンキルヒェン専門大学経営学教授カトリン・ハンゼン教授による ドイツの労働事情について ,余興で話してもらいます。皆様の参加をお願いします。ドイツの歌も皆様と一緒に歌います。
参加費用は食事代と飲み物オール込みで3500円です。
Participation fee: \ 3500 (every thing is included: Essen und Trinken sind beinhaltet!)
参加希望者は9月5日正午までにメールでご連絡下さい。
If you want to participate, please inform us by e-mail by 12 o'clock at at noon on 5.September!
BItte e-mailen Sie an uns bis mittags 12 Uhr am 5. September.
石川日独協会運営委員 小林純也 management committee Junya Kobayashi pinejunya@yahoo.co.jp
非メール会員は足立まで一報をお願いします。
時間 7時開始,受付は6時半より
Start of Stammtisch: um 7 Uhr (at 7 o'clock) Eingelassen ist schon um halb sieben (Our desk is open from half past 6 on).
ドイツは今年大選挙年として、州レベル、国政レベルの選挙が行われる。特に9月27日の総選挙では、これまでの二大政党の一翼を担っていた、社民党(SPD)が歴史的敗退を喫するというのが、大方の予想で、日本の革命的というような地殻変化ではないにしても、ドイツの戦後の二大政党の時代が崩れかかろうしている。その理由は日本に非常に似ていて、移民、外国人労働者、母子・父子家庭、教育などを考えるに、経済不況を根拠にした、弱者切り下げ政策に批判が高まり、これまで労働組合に支えられたSPDが大連立政府で、そのプロフィールを失う間隙をぬって、左翼政党(かつての東独の共産党と、SPD左派のらフォンテーヌ氏などとの合併で成立し、党の名前が左翼政党という)が支持を伸ばし、旧東ドイツではこの左翼政党が、第二勢力となり、州レベルでは政権の一翼を担い、段々と西ドイツにおいても、左翼政党が認知され始めたことがうかがえる。公明党がこれまで見向きもされなかったような弱者を支持基盤として勢力を伸ばしてきたのに、いつの間にか自民党と変わらない政策を掲げたことと、どこかパラレルな現象でもある。
このような講演後、皆さんと会食、歓談し、最後にドイツの歌をみんなで合唱しました。この会合には金沢市副市長の須野原雄氏も飛び入り参加されました。

早瀬石川日独協会会長、カトリン・ハンゼン教授、須野原雄副市長

2009年8月26日豊橋日独協会を訪ねた

豊橋日独協会のシュタム・ティッシュ(例会)を訪ねた。素晴らしいドイツ料理レストランドイツを定期会場に使っていることなどは、石川日独協会に似ていた。中部ガス株式会社取締役会長・中部経済連合会副会長の、豊橋日独会長会長神野信朗氏、西嶋株式会社代表取締役で豊橋日独会長会長副会長の西島篤師氏、中部国際空港エネルギー供給会社常務取締役石田浩通氏、ドイツと日本の両方に住んでいる長寿医学研究所所長の豊橋日独協会常任理事堀映博士、私たちに定期的にドイツ便りを送ってくれている、ドイツ大使館のマルティン・ポール博士、三菱東京UFJの豊橋支社長の須長敏彦氏、ブレーメン大学からの留学生など、非常に多彩な顔ぶれで、ドイツ料理も美味しくて、日独の交流もとても活発にやっておられることを知りました。とくに驚いたのは、アンマー湖のほとりにあるアンデックス・ビールが出されたことです。ビールは僧院で作られたことは、昨年ドイツ旅行で、ケール・ハイムから船に乗って、アルトミュール・タールのドナウ川をさかのぼり、僧院ヴェルテンブルクの黒ビールを飲まれた方には、おなじみのことですが、ミュンヒェンの郊外にある巨大な湖、アンマー湖のアンデックス・ビールもとても有名なビールで、そんなものが豊橋で飲めたことに驚きました。豊橋はドイツ企業、特に自動車産業との関係が深く、ドイツ車はほとんどが豊橋港に到着すると聞いて驚いています。確かに町の至る所、ドイツの車の宣伝が目に付きました。そんなこともあるのかと、納得しました。
日本にある他の日独協会との交流も重要だと確信しました。豊橋日独協会は来年も(記憶違いでなければ6回目の)ドイツ旅行団をドイツに送り込むとのことです。最後に日本語でも唱われるドイツの歌の冊子が配られ、みんなで合唱するというのか、恒例の行事だそうで、私も一緒に歌いました。これは面白い企画だと思い、一冊頂いて来ましたので、9月9日の催し物には皆さんに配り、一緒に歌いたいと思います。

2009年夏 ドイツ映画 German Film (Deutscher Film) Der Baader Meinhof Komplex 言語 ドイツ語 字幕 日本語
邦題『バーダー・マインホフ理想の果てに』日本語の訳はない。もしも石川県の映画館で上演されるようなことがあれお薦めの映画です。

2008年のドイツ映画。今年のハリウッドのアカデミー賞外国語映画部門にノーミネートされたドイツ映画。結果は日本の『おくり人』が受賞しました。ドイツの高級雑誌シュピーゲルの編集者,Stefan Austがドイツ赤軍派の一連の事件を追い続けて書籍にしたものの映画化作品。Andreas Baader, Gudrun Ensslin, Ulrike Meinhofはいわゆる68年世代。世界的な学生運動のドイツでの代表的な活動家で,理想を追い求めて活動する中で,過激に走り,ドイツ赤軍派の中心的な人物になる。Ulrike Meinhofは逮捕され,1976年に牢獄で拳銃による自殺。どうして独房のMeinhofが拳銃自殺が出来たのか,当時から警察による粛正という説も飛び交う。その後多くの活動家も次々と逮捕される。その中にはAnderea Baaderもいる。彼らの釈放を求めて,ドイツ赤軍派はドイツ経団連の会長,Hans Martin Schleierを1997年9月5日に誘拐,西ドイツ政府に対して,仲間の釈放を求める。後に「ドイツの秋」と言われる一連の当局との抗争。西ドイツ政府は過激派の要求をはねつける。10月13日にはドイツ赤軍はルフトハンザのボーイング737-200機ランツフートをハイジャクし,ソマリアのモガジシオに強制着陸する。10月18日未明,ドイツ国境警備隊第9部隊(GSG9)が閃光弾を使い,ハイジャク犯人を殺害し,人質は解放。GSG9はテロリスト対策目的で西ドイツが1972年のミュンヘン・オリンピックで選手村のイスラエル選手団が襲われて,多くの死者を出した教訓から,密かに要請した特殊班である。モガジシオの突撃の鮮やかな解決が,アメリカのデルタ・フォースや日本のSAT(Special Assault Team)のモデルとなったと言われる。ハイジャック犯が全員殺害されたのとほぼ同時に,刑務所にいた多くのテロリストが,拳銃自殺を図る。法的には自殺説で解決を見ているが,当局による粛正説が今日まで根強く語られている。当時日本赤軍派も同じような事件を起こしている。1997年9月28日に日本赤軍派は日航機をハイジャックして,バングデシュのダッカ国際空港に強制着陸,「犯人グループは人質の身代金としてアメリカドルで600万ドル(当時の為替レート〈1USドル≒約266円〉で約16億円)と,日本で服役及び勾留中の9名(奥平純三,城崎勉,大道寺あや子,浴田由紀子,泉水博,仁平映,植垣康博,知念功,大村寿雄)の釈放と日本赤軍への参加を要求し,これが拒否された場合,または回答が無い場合は人質を順次殺害すると警告した」(Wikipedia)。当時の福田赳夫首相は超法規的措置で,赤軍派の要求をのみ,釈放を拒んだ三人を除いて,解放してしまう。二週間後というほとんど同時に起こしたドイツ赤軍派に対する対処方法の違いが,当時大きな議論になる。このような意味で,この映画は日本人にとっても,当時の時代をもう一度考えてみる意味で意義があると思われます。当時からもBaaderやMeinhofにたいして多くのシンパシーを感じた人がドイツで多かったのはなぜか,彼らないし彼女らはなぜ過激な方向に行かざるを得なかったのか,日本赤軍とドイツ赤軍,その社会に与えたインパクトなど,考えさせる映画だと思う。

2009年8月19日(水)Regensburgの独日協会からからHarald Schefer牧師来る。

時間のある方は19日午前10時25分に金沢駅の改札口に集まってください。
時間があまりないにもかかわらず、日帰りで私たちを訪ねに来てくれました。前日の深夜に運営委員方にメールしたにもかかわらず、淺野、足立両理事に来ていただき、また足立理事はよちよち歩きの健太君を連れてきてくれまた。シェーファーさんは、死の世界を彷徨って後に宗教を勉強し、牧師になっただけに、温かい人柄で、本当に他の人の言うことに耳を傾けてくれました。相手の言うことを本当に聞くなんて、さほど簡単な芸当ではありません。
ハラルド・シェーファーさんは剣術家でレーゲンスブルク大学の剣道部で練習されているとのこと。この剣道部は確か、早稲田大学の剣道部と合同練習を行っていると、15年ほど前に聞いたことがあり、レーゲンスブルクにかつて住んでいた時に知り合った、日本人学生のM君や、日本人のバイオリン作りのマイスターのY氏、イタリア人のレストラン経営者などのPシェフなど、いずれもレーゲンスブルクで剣道をしていた人たち全員を知っていたことに、偶然の不思議さを知った。


2009年8月12日(水) ドイツ映画 German Film (Deutscher Film) Hanami (Kirschblueten) 言語 ドイツ語 字幕無し その代わり詳しい解説を付けます。
一般市民の方大歓迎です。入場料無料
9時には会場を出ないと行けないので,上映を6時半からとします。
開場 6時
上映開始 6時半
場所 石川県女性センター 4F コンベンション室
     〒920-0861 石川県金沢市三社町1番44号 代表電話 (076)263-0115
映画の解説 Content of the film, Filminhalt


監督:ドリス・ドリエ

出演:エルマー・ヴェッパー(ルディ),ハンネロレ・エルスナー(トゥルーディ),アヤ・イリズキ(井の頭公園で舞踏を踊る少女),マキスィミリアン・ブリュックナー,ナディア・ウール,ブリギット・ミニッヒマイヤー,フェリックス・アイトナー,フロリアンネ・ダニエル,セリーヌ・タネベルガー,ロバート・デーレァト,タダシ・エンドウ,サラ・カムプ,ゲハルト・ヴィットマン,他。 2008年のドイツの映画界で取りざたされた映画。舞台はアルプス,ベルリン,バルト海のシュトラ―ルズント,ウセドム,代々木公園,新宿,井の頭公園,河口湖温泉民宿丸弥荘,本栖湖,芦ノ湖など。
ストーリー
 会社人間で毎日同じ時間に家に戻って来る実直な夫のルディと,日本の芸術と富士山とサクラを見たいと胸に秘めている妻トゥルーディの夫婦愛の物語。妻は着物を寝間着として着用するほど,日本にあこがれている。そのルディが癌に侵されていることを医師に宣告され,旅行にでも出かけるように医師から勧められる。東京の息子に電話して本当のことを伝え様とするが,留守電になって,話しかけたが,真実を語る勇気が
妻トゥルーディにはない。そのことを夫に隠したままで,最後の思い出にと,妻は夫を説き伏せてバイエルンにあるドイツ・アルプスや白鳥城に出かけるが,旅行などしたくない夫は乗り気でない夫は帰ろうとする。でもそこで旅行を中止されたら困るので,今度は息子と娘が住んでいるベルリンに行く。ドイツ再統一後に完成した超モダンなベルリン中央駅に立つ。息子は遅れて到着。最初は歓迎したものの,老夫婦を受け止めるだけの余裕はこの息子と息子の妻,そしてなによりも息子夫婦の子供たちにない。ベルリンにはもう一人,娘もいるのだが,息子や娘たちは大都市で自分たちの生活に精一杯で,価値観も,趣味も,食事も大都会に住んで変わってしまい,両親と接点はなく,子供たちは両親を受け止めることはできない。また孫も自分の部屋を老夫婦に明け渡したことで,気分を悪くする。敏感な妻トゥルーディと夫のルディはいたたまれなくなる。大都会では,誰しも時間に追われ,騒音の中で生活している。静かなバイエルンで暮らした両親は居心地が悪い。娘はレズになっていて,彼女も自分のことで精一杯。両親に優しくしようとするが,その親切さにも表面的ですぐに限界が来ていること,そのために自責の念にかられる。彼女のレズの女友達は,仕方ないので,忙しい本当の娘に代わってベルリンを案内する。主人公の妻,トゥルーディは,日本に舞踏に強い興味を抱いている。丁度ベルリンに,日本の舞踏の上演会があり,夫と,娘の友人と三人での舞踏を舞台で見る。舞踏は感情の表現芸術であり,苦悩を表現するダンサーを見て,涙が止まらないトゥルーディ。息子夫婦の所に滞在しても,気まずさを感じた夫ルディは,もうバイエルンに戻ろうと言い出す。夫はあくまで会社人間,実直で趣味のない人間である。妻は,夫と旅を続けるべく一度海を見たいと言う。そこで二人はベルリンから北上して,バルト海のウセドムにあるシュトラ―ルズントに行く。ここは旧東ドイツ時代,共産党に忠実で功績のあった労働者が,つかの間の贅沢を味会うことが出来た保養地である。海に突き出した桟橋の上にレストランがあり, K生もここで食事をしたことがある思い出の場所である。海岸をいたわりつつ散歩する老夫婦。ホテルの一室で突然妻が夫の手を取り舞踏を踊り出し,夫にすり寄る。次の日の夜,ホテルの一室で寝られない妻が,ガラス戸の向こうに突然,目の周りを黒くして舞踏を踊る自分の姿を見る。この瞬間,観客は妻が死ぬと感じるはずである。先だったのは夫ではなくて,心労苦の妻のトゥルーディの方であった。妻の葬式には,東京にいるもう一人の息子が駆けつける。病の両親を親切に出来なかった他の兄弟を責める。失意の内に一人取り残されたルディは,バイエルの片田舎に戻る。そこには優しく迎えてくれる妻の姿はない。母親の葬式に立ち会えたのは,息子や娘ではなくて,同性愛の娘の女友達だけだったことで,親子の情愛の限界を読み取ることが出来る。一人になった,ルディは妻のことをちゃんと理解していなかったことをだんだんと知る。そして妻が行きたがっていた日本に旅立つ決心をする。東京の息子の誘いもあり,妻の達成できなかった「富士山と桜が見たい」という夢を,妻にかなえるために,妻の着ていた着物と青いセーターとスカートとネックレス,北斎の画集,舞踏の写真集を持って東京に行く。そして息子の所に宿泊するが,仕事人間の息子も父親をもてあます。父親は一人で行動し,歌舞伎町の風俗なども覗いてみるが,気は晴れない。妻の思い出を強く抱く夫は,風俗も癒しにならない。東京の息子も自分の存在が重荷になりかけていることを知って,ルディは行動半径をだんだんと広げていく。偶然,中央線沿いの井の頭公園で,顔を白塗りにして,着物を着て,電話機を持って舞踏を舞う少女に出会う。フォトグラフィク・メモリーを持つK生は,その場所が井の頭公園であることを直ちに同定した。この少女は母を亡くし,この電話によってルディは,この少女を通じて,亡き妻を段々と理解出来るような気がしてくるのであった。彼女から,妻トゥルーディの好きだった舞踏を彼女に教えてもらい,一緒に踊る。感情が体から自然にほとばしるままに,表出する舞踏を,井の頭公園の満開の桜の中で踊る二人を美しいと感じるであろう。母を失った少女と妻を失った老人,この共感が,このジャケットにあるロールキャベツを意味する,青いシートにくるまるシーンとして描かれる。桜の花と,沖縄のもの悲しい音楽,舞踏,美しいシーンだ。 K生も東京で将来を悲観してドロップ・アウトしていた時代に,何度この井の頭公園に来たであろうか。青春時代が一杯詰まっている井の頭公園を,デリエ監督が使ったことに驚く。彼女との親交が深まっても,彼女は「自宅」に来ることを拒み続ける。ある日,いつものように駅で別れるふりをして,彼女の跡をつけると,彼女は新宿と思われるある神社の公園で寝泊まりしているホームレスだということが分かる。息子にあてた葉書で,自分の命があまりないことを知ったルディは,負担を強く感じている息子を残して,家出する。ルディは妻の夢である富士山を見るために山梨県の河口湖へ行く決心をする。ルディは自分の体の限界が来ていることを悟ったのだ。ルディはホームレスの不思議な少女と一緒に行く。河口湖では実在する民宿丸弥荘で泊まる。来る日も来る日も晴れにならず,冨士山は現れようとしない。そしてついに発作がルディを襲う。その晩,夜中に目を覚まして,窓を開けると,月明かりに富士山が目の前にくっきりと現れているのを発見する。ルディは顔に白粉を塗り,目に隈取り,そして口紅をつけ,妻の着ていた襦袢を着て,河口湖のほとりに一人ででかけ,体は勝手に舞踏を踊り始める。その瞬間,ルディの命はここで絶えることが直感できるはずである。ルディが一人で踊っていると,その手に女性の手がからみつく。それは妻トゥルーディの手であるが,不自然さは感じない。そのシーンはウセドムのシュトラ―ルズントのホテルの一室で死の直前に妻と一緒に踊っているシーンと重なる。妻を後ろから抱えて踊るシーンは,シュトラ―ルズントのホテルの一室で踊る姿勢と逆になっている。妻の襦袢を着てそして最後に妻と夫は相互理解ができ,一つになった瞬間である。少女は目を覚ますと,ルディの姿はない。ルディの残されたトランクには少女への封筒があり,その中に,ルディの所有する全ユーロ紙幣が入っていた。そして東京の息子が駆けつけてこの少女と一緒に葬式を行い,遺骨を骨壺に拾う。ドイツに戻った遺骨は息子や娘たちと娘の友人が列席して,教会の墓地に埋葬される。舞踏を少女が一人で踊り続ける光景が最後に映し出される。

K生はなぜか,この映画を見てから車を飛ばして富士五湖に出かけた。井の頭公園ももう一度訪れた。
 老夫婦の愛,家族の絆,理解と反発,世代の問題,バイエルンとベルリン,大都市と田舎,いたわりと限界,登場人物はそこそこ優しく,そこそこ傷ついている。死の病に冒された老人が,亡くなった妻の憧れの日本で,妻を理解するプロセス。その理解を導いたのは,井の頭公園で見つけた舞踏を踊る,謎めいたホームレスの若い踊り子,そしてその少女との交流。ヘルマン・ヘッセの『荒野のオオカミ』にも似たようなモチーフがここにある。K生は三度この映画を見て,三度とも涙を押さえることが出来なかった。
 『養魚屋とその妻』『モンゼン』(門前)に続くドーリス・デリエ監督の日本を題材にする第三作の映画。デリエ監督の日本理解は,モンゼンで見たように滑稽であるか,それはペーソスを高めるための手法だと無視する必要がある。男とはなんと滑稽で,阿呆で,それでいて可愛いものかという,なじみの感情をこの映画でも感じるはずである。もともと会話の少ないこの映画を理解するには,ドイツ語が分からなくてもここで述べた詳しいストーリーで十分理解できるはずである。そういう気持ちから,私見と思いこみを交えながら,かなり詳しいストーリーを書いた。この映画は次のような賞を獲得したり,ノミネートされたりした。
2008
バイエルン映画賞の内,最高主演賞,最高制作賞受賞
2008
ドイツベルリン映画祭ノミネート
2008
ドイツ映画賞の内,映画,演出,脚本,主演,コスチューム部門にノミネート
2008
ドイツ映画男優賞受賞
2008
ヨーロッパ映画賞ノミネート
2009
ドイツ映画批評賞受賞


英語のウキペデアではストーリーとして次のように説明している。

One of Germany's foremost filmmakers, Doris Dorrie( Men..., Enlightenment Guaranteed, How To Cook Your Life), writes and directs this tender, emotionally intense and profoundly moving story of marital love. Trudi ( Hannelore Elsner) and Rudi ( Elmar Wepper) are an affectionate, long-married couple whose children have grown up and moved away. When Trudi learns that her husband is terminally ill, she keeps it from him, and urges him to see more of life and visit their son who lives in Japan. This beautiful film culminates in a pilgrimage to Mount Fuji in the midst of the cherry blossom festival, a celebration of beauty, impermanence and new beginnings.
この映画は次のような賞を獲得したり賞にノミネートされた。
2008: Bayerischer Filmpreisan Elmar Wepper alsBester Darsteller und an Olga Film - Molly von Furstenberg/Harald Kugler alsBester Produzent バイエルン映画賞の内,最高主演賞,最高制作賞受賞
2008: Nominierung fur den Goldenen Barender Berlinale 2008 ドイツベルリン映画祭ノミネート
2008: Nominierung fur den Deutschen Filmpreisin den KategorienBester Spielfilm ,Beste Regie,Drehbuch,Hauptdarsteller( Elmar Wepper),Nebendarstellerin( Hannelore Elsner) undKostumbild ドイツ映画賞の内,映画,演出,脚本,主演,コスチューム部門にノミネート
2008: Deutscher Filmpreis fur denBesten mannlichen Hauptdarsteller Elmar Wepper, Filmpreis in Silber in der KategorieBester Spielfilm , Filmpreis furBestes Kostumbild ドイツ映画男優賞受賞
2008: Nominierungen fur den Europaischer Filmpreisin der KategorieBester Darsteller (Elmar Wepper) ヨーロッパ映画賞ノミネート
2009: Preis der deutschen Filmkritikin der KategorieBester Darsteller (Elmar Wepper)ドイツ映画批評賞受賞

以上出典はドイツのWikipedia http://de.wikipedia.org/wiki/Kirschbl%C3%BCten_%E2%80%93_Hanami
会場は皆さんにそのうち連絡します。


2007年8月8日と9日 石川日独協会事務局長 岡井さんの劇団アンゲルスの公演のお知らせ。
<劇団アンゲルス>久しぶりの新作公演のお知らせです。
 作品:銀河鉄道の夜 =岡井直道 台本・演出=
 期日:8月8日,9日(両日共18:00開演)
 会場:ひこね市文化プラザエコホール
 入場料金:\3000(フィジカルアート参加料含む)

今回は,“指定管理者制度”のもと,民間委託が行われた<ひこね市文化プラザ>での公演です。彦根のアーティストたちが,“地域”での創造的な活動を継続的に行っていこうとする第一歩です。名付けて<ひこねフィジカルアート2009>=両日15:00〜21:00=
地元のアーチストが主流になり,様々な地域で活動するものも混在して2日間のイベントを創ります。(私の関係者:金沢舞踏館,空中楼閣,ヌケアナ・・・)
私たちの「銀河」もそこに混在して上演するつもりです。

詳細は:劇団HP:http://www.angelus-t.com/
    文化ホールHP: http://bunpla.jp/event/detail/55/
 をご覧ください。よろしく!
2009年8月5日
今日の読売新聞に淺野周二理事のエッセイ,読むミルクが掲載されています。記事のコピーは石川EU協会のホーム・ページに掲載しています。

2009年7月30日
レーゲンスブルク市,中国の青島市と姉妹都市に調印する。かつてドイツの植民地であった,青島とレーゲンスブルク市が姉妹都市調印をしたというニュースが飛び込んできました。青島はドイツが入植する前は,漁村に過ぎなかったのですが,ドイツが植民地経営してから,都市がドイツの都市と同じように中心に教会がり,ドイツの町がそのまま移植されたような所です。筆者は20年前にこの町を訪ね,感動したことがあります。ドイツはその後青島を海軍の基地として整備し,第一次戦争の時,日本軍が青島を陥落させました。その後新制中国は,青島を海軍基地として整備していきました。どのようないきさつで青島が姉妹都市になったのか分かりません。青島は現在では数百万の人口を抱えた大都市として変貌を遂げています。人口12万のレーゲンスブルク市とは,釣り合いが取れないようにも思えるのですが(文責K生)。

2009年7月8日 理事会と総会は同日に行います Vorstandsmitgliedersammlung und Generalsammulung (meeting of executive members and general meeting)
会場では今月に出版されたばかりの早瀬先生の著書 コラム「紙つぶて」余滴』(四六版約百ページ)が皆様に贈呈されます。皆様の参加をお願いします。A new book of President Hayase will be presented to all members who attend the general meeting. (Ein nagelneues Buch vom Praesidenten Hayase wird geschenkt jedem Mitglied, das dabei sein kann.)

中日新聞社出版部発行
これまで早瀬先生が北陸中日新聞に書いてこられた紙つぶてに,余滴として,コメントないし資料を付け加え,さらにはその話題と関係のある国で集めた銀のスプーンの写真が印刷されています。他に中日サロンでの講演,長野EU協会での講演,最後には,先生の近況報告とが入っています。先生の子供時代から,現在まで歩いてこられた体験が凝縮しています。

石川日独協会理事会
18時より18時30分
理事の方は少し前にお集まり下さい。理事会の場所は総会の場所と同じです。

石川日独協会総会
受付開始 18時30分
総会開始 19時−19時30分
懇親会 19時30分より21時30分
場所 ぶどうの木本店の三つのレストランの内,Chinois (Nouvelle Cuisine Chinoise)フランス料理と中国料理のハイブリッドな料理を楽しんでください。ぶどう園の大きな温室の中に,ぶどうの房がぶら下がり,その下で,総会と懇親会を楽しみます。
金沢市岩出町ハ50−1
電話 258−0001
ホーム・ページ http://www.budooo.co.jp
参加費 8000円(料理と飲み物代すべて含みます)
参加申し込み締め切り7月1日ですがまだ受け付けています。 参加申し込みは石川日独協会運営委員小林純也( management committee Junya Kobayashi )宛にメールを お願いします。 pinejunya@yahoo.co.jp
理事の方のご参加をお願いします。理事会の成立要件を満たすために,参加できない人は事務局に委任状の提出をお願いします。
理事会は18時より18時30分です。
理事会の場所は総会の場所と同じです。
バスの時刻表
理事会・総会参加者は次のホーム・ページをご覧になって下さい。
http://www.nishinihonjrbus.co.jp/other_bus/meikin_ondemand_0803/meikin_timetable_down_1108.pdf
これによりますと
理事会には従いまして,JRバスなら
金沢発東原行き17時発,ないし森本行き17時20分発,いづれも森本下車が良いかと思います。森本から徒歩で15分歩くことになります。
総会のみの参加の一般会員の方,金沢発才田行き17時40分発,森本下車が良いかと思います。そうすると18時に森本に到着しますので,徒歩で15分と見積もると,総会には十分間に合います。
バスで行かれる方は上に書きました時刻表から適当に途中で乗り込む時間を選択してください。

金沢駅からJRで森本に行く手もあります。
理事会参加者は金沢駅発17時6分発,17時30分発,いづれも森本へは7分の乗車時間で着きます(運賃180円)。
総会参加者は17時38分発,17時58分発,いづれも森本へは7分の乗車時間で着きます(運賃180円)。


帰宅の方法は,遅い時間帯はJRバスがありませんので他の交通手段をお願いします。皆さんお誘い合わせて,ぶどうの木から森本駅ないし金沢駅までタクシーで行くことになります。金沢駅までは2500円程度と聞いています。森本駅へなら基本料金の範囲ですので,例えばぶどうの木に行くときも皆さんで誘い合って森本駅からタクシーに乗っていただく手もあります。
森本駅から金沢駅までのJRの時刻は
21時11分発,21時30分発,21時43分発,20時08分発
いづれも金沢へは7分の乗車時間で着きます(運賃180円)。
石川日独協会総会
受付開始 18時30分
総会開始 19時−19時30分
懇親会 19時30分より21時30分
場所 ぶどうの木本店の三つのレストランの内,Chinois (Nouvelle Cuisine Chinoise)フランス料理と中国料理のハイブリッドな料理を楽しんでください。ぶどう園の大きな温室の中に,ぶどうの房がぶら下がり,その下で,総会と懇親会を楽しみます。
金沢市岩出町ハ50−1
電話 258−0001
ホーム・ページ http://www.budooo.co.jp
参加費 8000円(料理と飲み物代すべて含みます)
総会と理事会の参加申し込み締め切り7月1日ですがまだ受け付けています。 参加申し込みは石川日独協会運営委員小林純也( management committee Junya Kobayashi )宛にメールを お願いします。 pinejunya@yahoo.co.jp

次期(2009−2011)年度 石川日独協会 役員及び運営委員一覧 


<役員> (五十音順,敬省略)
会 長  早瀬 勇
副会長  楠根 重和,西嶋 義憲
名誉顧問 小野光太郎,山村 勝郎
理 事  法 人 小野グループ
         北陸中日新聞社(担当:室石 和夫)         
北國新聞社(担当:高宮 良貴)         
アサヒビール(担当:辻 裕・渡邊 哲朗)
         スポーツクラブ・ヴィ・テン(担当:新保 彈次)  
        
ぴるぜん(担当:徳家 宏)         
キリンビール(担当:安藤 寛史)    
 事務局 岡井 直道
     監 事 櫻井 利夫
     浅野 周二,安藤 常光,安藤 謙治,足立 英彦,池上 宏,

大竹 裕志,遠田 敏博,楠根 重和,久保 治輔,小林 純也,      

斉木 麻利子,佐藤 文彦,
須加 栄,園部 和浩,
中川 恒雄,中島 賢介,西嶋 義憲,
ハイコー・ビットマン,鉢野 正樹,      古池 伸枝,前川 治郎

<運営委員>
委員長  中島 賢介
委 員  足立 英彦,

楠根 重和,小林 純也,中川 恒雄
西嶋 義憲,
古池 伸枝
2009年6月27日

会員 川畑 洋康氏の別荘での楽しい団らんのひとときを中止させていただきます。代わりに楠根個人で,山登りと温泉とイワナ料理ということで,医王山の周辺を山歩きします。これは石川日独協会の催しではありません。有志の会です。運動不足の方で,同行していただけるような奇特な方は,これ以降をお読み下さい。
集合場所と時間 杜の里ジャスコの敷地の一角にある,天狗という料理店とやまやという酒店の間にある駐車場に8時集合。8時10分に出発します。
散策コース そこから車で30分,医王ダムを通り,会員川畑洋康氏の別荘のそばを通り,医王山県立自然公園ビジターセンターに車を駐車させます。そこから大池平周辺の山歩きをします。全体で4時間程度の山歩きになると思います。池や滝,運が良ければ翡翠も見つかるかも。景色の良いところで,昼食にします。各自昼の弁当になるようなものと,飲み物はご用意下さい。そして元のビジターセンターに戻り,車で,石川県と富山県の県境から福光側に少しおりた,北陸最大級の露天風呂がある,ぬくもりの森に行き,汗を流し,温泉に浸かります。温泉に入る前にぬくもりの森でイワナを注文します。炭火でゆっくりと焼けるのが一時間程度かかりますので,風呂から出たら,イワナや山菜料理を食べます。その後車で杜の里ジャスコに戻り解散です。解散時間は4時前後になると考えます。参加いただける方は,前日までにforelle2003@yahoo.co.jpまで連絡するか,あるいは当日森の里ジャスコの上で述べた駐車場に直接来ていただいても結構です。雨天の場合は,代わりにドライブと,上記の温泉イワナ料理に切り替えます。
医王山県立自然公園ビジターセンター,大池平湿地帯散策,三色泉,三蛇滝,鳶岩と,山有り,谷有り,滝有り,湿地帯有り,峻厳な岩登り,絶壁,非常に満足できるコースでした。その後ぬくもりの森で温泉に入り,イワナ茶屋で豪華なイワナ定食で食事をとり,大満足をして帰宅しました。

2009年6月 ドイツ映画 The Reader (Der Vorleser) 邦題『愛を読むひと』上演中  言語 英語,多分海外版が日本で上演されているのだと思います。ドイツではドイツ語ですので。字幕日本語。
現在日本の各地で『愛を読むひと』

the Reader という映画が封切られています。かつてナチと協力した文字の読めない女性(36才)と,将来弁護士になる少年(15才)の恋愛を取り扱ったBernhard Schlinkの1995年の小説 Der Vorleser(読み聞かせて,先を読む者,選別者など多義の意味を持つ,これがナチのユダヤ人をアウスシュビッツ行きのユダヤ人を選別する者という,ニュアンスを含むとすれば,非常に象徴的なタイトルで,邦題の愛を読むひとでは,この映画のもつ,深さも何もかも吹っ飛びます)タイトルの映画化したもの。ちなみにこの小説の作家Bernhard Schlinkは,ベルリンのフンボルト大学の有名な法学教授で,且つ小説家とひとであり,数々の国家的な法廷闘争に関わり,日本の法曹界でも有名な人です。舞台の一つで,この映画の主人公がハイデルベルクの法科大学院を通うシーンがありますが,この小説家の経歴から,自伝的な要素も多少混じっているのかと勘ぐってしまいます。
 交通局で,車掌をしている36才の女性の仕事熱心さを見た上司が,デスクワークにつけようとしたとき,この少年の前から忽然と姿を消します。この15才のミハエルがそのうち,ハイデルベルク大学の法科大学院の学生となったとき,裁判をゼミの先生と傍聴するが,そのナチ裁判の被告となっている女性こそ,肉体関係のあったあのハンナであることが判明する。戦前やはり,デスクワークに回されようとしたとき,自分が文盲であることを知られたくないばかりに,SS隊の看守となったという過去を持っている。強制収容所からアウスシュビッツへ送り出す囚人を選別する仕事をしており,ある村で教会にこれらの囚人を閉じこめていたときに,教会が連合軍により爆撃され,火災が発生しても,扉を開放しなかったということで,ナチ裁判の被告になった。生き残りの看守全員が裁かれるのであるが,文字を書けないことを知られたくないばかりに,他の看守から,その責任を押しつけられても,それを否定できない。そのために無期懲役刑を言い渡される。この青年は,ハンナの真実を知っており,実は文字が書けないことをを言えば,長く刑務所に入らなくて済むかもしれないのに,相手が知られたくない文盲という事実と,少年時代に21才も年上の被告と肉体関係があることを知られるのを恐れて,そのまま放置する。その絶望感から,法科大学院の同級生と肉体関係を持ち,結婚し,娘が生まれるのだが,過去のわだかまりがあって,結婚生活も上手くいかずに,結局娘を親元に預けて離婚してしまう。弁護士となったミハエルは囚人ハンナに,本をテープに起こして,送り,送り主が誰かと気づいて,生きる喜びを取り戻し,ハンナは文字が書けるようになる。そうして送り主に手紙を書き送るのであるが,ミハエルはそれに一切,応えなかった。年上の女性との再会を恐れた。優柔不断なミハエルの態度。絶望したハンナは,無気力で生きる。そうして20年が経過したとき,引受人が誰もいないので,この女性の引受人になるように,刑務所から依頼があって,ミハエルはためらいつつも,ハンナを引き受けることに同意する。しかしこの20年間の溝を埋めるのが難しく,絶望したハンナは,釈放の前日に独房で縊死する。アウシュシュビッツの生き残りで,ニューヨークに在住のユダヤ人に,罪滅ぼしとして,ハンナはお金を届けて欲しいと遺言を残した。しかし彼女はそのような形の詫びで帳消しになるような問題でないから,お金の受け取りを拒否する。そこで,ユダヤ人の文盲の教育に役立ててくれと,差し出す。最後は疎遠になっている実の娘と,自分が15歳の時に一泊二日の自転車旅行をしたときに立ち寄った,教会に行く。昔この教会に行ったときに,ハンナが涙を流し,うろたえたのは,かつてのユダヤ人を閉じこめて死なせたことを思い出してのことだということが,分かる。この教会の墓地に,ミハエルはハンナの墓を建てていたのである。そしてこのハンナ・シュミットという女性と自分の関係を娘に告白するところで,映画が終わる。
この小説の方は世界39カ国語で翻訳され,アメリカでは1997年に翻訳されたとたん,ベストセラーとなる。金沢の各映画館で上演中。皆さんご覧になってください。

2009年6月10日 シュタムティシュ Stammtisch
毎回,講師をお呼びしての講演会では,会員の皆様は受け身の聴衆として参加していただいており,皆様一人一人と歓談するような時間も,チャンスもありません。親睦を深め,皆様と一緒になって,7月の総会,今後の石川日独協会のあり方,新役員の推薦,ベルリン壁崩壊20周年の2009年とプロイセンと日本との修好条約締結150周年記念にあたる2011年に開催予定の大きな催し物についての意見交換も行いたいと思います。そこで6月の催し物は会員の親睦と総会準備も兼ねて,一切の催し物もせずに,久しぶりにぴるぜんで大いに,飲んで話し合いたいと思います。
参加費用は食事代と飲み物オール込みで3500円です。
Participation fee: \ 3500 (every thing is included: Essen und Trinken sind beinhaltet!)
26名の参加,久しぶりに美味しいビールとドイツ料理を堪能しました。また北陸キリンビール様が法人会員になってくださいました。
参加希望者は6月5日正午までにメールでご連絡下さい。
If you want to participate, please inform us by e-mail by 12 o'clock at at noon on 5.June!
BItte e-mailen Sie an uns bis mittags 12 Uhr am 5. Juni.

石川日独協会運営委員 小林純也
management committee Junya Kobayashi pinejunya@yahoo.co.jp
時間 7時開始,受付は6時半より
Beginn of Stammtisch: at 7 o'clock Our desk is open from half past 6 on.
場所  ぴるぜん
ぴるぜんの ホーム・ページ
地図は上の場所をクリックしてください。
片町のスマイル・ホテルの横の道を犀川に向かって歩いて,左側にあります。

Map (Landkarte),Please click on Venue!
Venue: You must go at the corner of Smile Hotel in Katamach into a narrow way towards Saikawa river. You can find the restaurant on right hand.
Von Katamachi koennen Sie das Smile Hotel, kurz davor biegen Sie nach rechts in die schmale Gasse, Richtung zum Fluss ein! Dann finden Sie das Restauran auf der rechten Seite.

2009年6月10日
淺野石川EU協会会長・石川日独協会理事の記事が本日の読売新聞に掲載されました。


2009年5月8日
金沢大学の国際学類の授業の枠組みで,デア大使による講演会「ドイツから見たEU連合」が朝の8時45分から角間キャンパス総合教育棟B1で開催されます。
前日の二水高校の講演とは違って,大学生の水準に合わせた講演であった。

2009年5月7日
ドイツ連邦共和国ハンス=ヨアヒム・デア Hans-Joachim Daerr )大使夫妻来沢歓迎パーティ

Hans-Joachim Daerr, Deuscher Botschafter wird Kanazawa besuchen!
石川日独協会と石川EU協会の合同開催
歓迎パーティ会場 ホテル日航
18:30(午後6時半)から,「ホテル日航金沢」4Fの「鶴の間」
会費 8000円(食事代金飲み物代込み)
申し込み締め切りは4月28日とさせていただきます。準備の都合で。
都合の悪くなった方は,5月3日までに申し込み取り消しの通知をお願いします。それ以降は,当日来られない場合でも参加費を後に請求させていただきます。

参加申し込みは
今回は石川EU協会と石川日独協会が合同で主催しますので,人数の確認のために,申込場所を石川EU協会の事務局とします。運営委員小林純也様の所ではありませんので,よろしくお願いします。

石川EU 協会事務局 
920-1192  金沢市角間町金沢大学人間社会学域経済学類 西嶋研究室気付 石川EU 協会
Tel: 076-264-5428    E-mail: ishikawaeu@gmail.com
85名の参加があり,大使と活発な交流を参加者は行った。残念ながら大使夫人は次の日に来られることになったが,笛と朗読パーフォーマンスもあり,また多くの方も満足されたように思われた。大使は市長表敬訪問,知事表見訪問,二水高校の講演の後に来られたにもかかわらず,参加者と活発な会話を行った。大使に随行した語学部長のベアーテ・フォン・オステンの通訳もとても見事なものでした(文責 K生)。



2009年5月5日と6日 岡井演劇関係

劇団アンゲルスは, ルーマニアのバカウ市で開催された一人芝居に特化した国際演劇祭,「ガラ・スター ワンマンショーフェスティバル」( 2009 4 10 日〜 16 日)に,アンゲルスの東京メンバーで構成された<テアトル NOVUS >の旗揚げ作品 “ Fuck you, EU.ro.pa! で参加してきました この公演は「日本・ドナウ交流年2009」認定事業です。 公演作品は,ヨーロッパ各国で話題となったモルドバ共和国の若き女流劇作家,ニコレタ・エシネスクの戯曲で,彼女の処女作を舞台化したものです。金沢 からは,演出家 = 岡井直道が芸術監督として参加致しました。 <舞台写真>: http://yocuta.com/NOVUS/index.htm
★この演劇祭に同行した劇団アンゲルスの女優,下條世津子は期間中,特別公演として A ・チェーホフの「牡蠣」を同劇場の小ホールで演じました。これは,昨秋モスクワの “ Ognivo 演劇祭” で好評を得た作品であり,今回も「ガラ・スター 演劇祭」に新鮮な一石を投ずる公演となりました。 <舞台写真>: http://www.theater-angelus.com/
さらに今回,アンゲルスに所属する若手メンバー が,以下の 公演を行います。是非ご覧になって感想,ご批評等をいただければありがたいと思っております。(劇団アンゲルス:岡井)
以下,主催者の口上です
■昨年行われた,かなざわ演劇祭 2008A ・チェーホフ作「結婚披露宴」を演出しました本庄亮と「かわいい女」に出演いたしました女優,澤田春菜が主宰する劇団「 F 融合科学研究所」が,今年度,福岡演劇フェスティバルFFAC企画創作コンペティション=最終上演審査(福岡市博多:ぽんプラザホール  5 23 24日)へ参加することとなりました。 そこで地元金沢でのプレ公演を企画いたしました。 ぜひご覧になって,意見や応援をいただければ幸いです。< F融合科学研究所 主宰 /演出 本庄亮
■課題戯曲「プロポーズ」: 原作:A ・チェーホフ/演出:本庄亮(F融合科学研究所)/ 照明:根来直義(Top.gear/ 大阪)/音響操作:川本千晴
■出演:澤田春菜(F融合科学研究所 /劇団アンゲルス)・宮岸大輔(ダイス企画)・ 宮下将稔(表現集団 tone!tone!tone!
■[会場[:金沢市民芸術村ドラマ工房
■[
日時 ]:5 5 日(火/ 祝)20:00 5 6 日(水/ 祝)14:00& 18:00 ★=公演後アフタートーク有り
■[ 入場料]: 1,500(福岡公演応援金とします)
[ チケット取扱い場所 ]:◎金沢市民芸術村◎ライブ喫茶メロメロポッチ( 076-234-5556 /店主・熊野盛夫)◎アンゲルス事務所
★お問合せ,お申込みはF融合科学研究所: Mail gekidan-f@y6.dion.ne.jp  HP http://www.gekidanf.com
団アンゲルス(岡井直道) 〒920-0901金沢市彦三町2-10-13

2009年4月29日 石川日独協会のメンバーの方への緊急通知
レーゲンスブルクの独日協会の会長,アイヘレさんから連絡が入りました。
皆さんご存じの方もいらっしゃると思いますが,ハロー・日本という日独の青少年が,日本とドイツで集う会合が,今年日本で行われます。この催しは,日本にドイツ人の青少年で,独日協会に入っており,日本に関心のある若者と,日本で日独協会に入っている若者を,集わせるというもので,地方でのホスト・ファミリーに住んでみたり,あるいはインターン・シップを行ったり,そして東京に全員集まって,討議したりというようなプログラムで,今年はレーゲンスブルクの独日協会から若い女性の会員が一人金沢でホスト・ファミリーとインターン・シップ先を探しています。
具体的には,ホスト・ファミリーとして滞在期間は8月22日から9月11日間,そしてこの間に8月24日から9月11日までインターン・シップ先に通うということになります。女性の名前はまだ明らかにされていませんが,英語が堪能で,日本語もまあまあできるらしいのです。インターン・シップ先としては,会社,博物館,教育機関を希望なのです。いつまでに返事をしなくてはならないとはまだ聞いていませんが,是非心当たりのある方,あるいは,日独の交流のために,一肌脱いでくださる方を探しています。またホスト・ファミリー先にはある程度の滞在費は支払われるとのことです。皆様よろしくお願いします。

2009年04月26日(日)
会員の北山 吉明氏がリサイタルで唱います。ご関心のある方はどうぞ。

濱 真奈美 リサイタル
  歌に生き,愛に生き・・・
日 時2009年04月26日(日) 13:00開場 14:00開演
会 場
石川県立音楽堂 コンサートホール
 
出演者ソプラノ:濱 真奈美
ピアノ:ジャンフランコ イウッツォリーノ
友情出演:北山 吉明
 
曲 目べッリーニ:歌劇「ノルマ」より・・・浄き女神
      マリンコニーア
ヴェルディ−:歌劇「アイーダ」より・・・勝ちて帰れ
       ストルネット
ポンキエルリ:歌劇「ジョコンダ」より・・・自殺
ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」より・・・世の果てに近づいた
カタラーニ:歌劇「ワリ−」より・・・さよならふるさとの家よ
マルトゥッチ:雪が降る
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より・・・この御殿の中で
チレア:「アドリア−ナ・ルクヴルール」より・・・私は神の卑しいしもべ
料 金S席¥4,500  
A席自由¥3,500
A高校生以下
¥2,000
車椅子席
¥2,000
同行者席
¥3,500
販売 開始
会員・一般販売開始日 2008年12月16日(火)
お問い合わせ
濱真奈美後援会事務局(076)258−0603

2009年4月20日21日 全国日独協会年次総会 幕張メッセ 国際会議場で開催される
20日が前夜祭,21日が朝10時から夕方4時までの総会が開かれた。今年度より大津日独協会,(日本ライン)犬山日独協会が,連合会に参加することとなった。2011年が日独交流150周年に当たり(1861年に江戸幕府とプロイセンが交流を始めたことにより),大規模な催し物をするために,各日独協会が,一協会あたり,今年度から3年,毎年2万円を捻出し,資金を新たに作られる組織に提供するということが決定されました。次年度の開催地は奈良日独協会ということが決定しました(出席者 早瀬会長・楠根)。
2011年のは,ボート・ヴェント・アウグスト・ツー・オイレンブルク伯爵(Botho Wendt August Graf zu Eulenburg)がプロイセンの全権特使として日本に対して,通商を求めて,日本と条約が締結されて丁度150年目に当たります。オイレンブルクはその顛末記を『オイレンブルク日本遠征記』として書き記しています。石川日独協会としても,2011年にこのことに関して催し物を計画します。
また,今年の2009年,ドイツ再統一20周年に当たり,全国で統一関係の催し物が様々な取り組みが日独協会やドイツ大使館などによって行われますが,石川日独協会としても統一の10月3日に向けて何か行事を計画する予定ですが,これらの二つの事業に対して,要望やアイデアがあれば石川日独協会事務局にお寄せ下さい。

2009年4月8日(水)
講演会 「米国から学んだ記者魂」
Vortrag: Von den USA gelernte Journalistische Einstellung
Lecture: Journalistic sprits, learned from the US.
講師  室石和夫 北陸中日新聞経済部長
Sprecher (Speaker) MUROISHI Kazuo, Leiter der Wirtschaftsredakteuren (Chief Business Editor)
概略は,米国では新聞が人口5万ぐらいの所で3社あること(全国紙の支局では ない),反権力の意識がしっかりしており,批判精神が旺盛なこと,税金の使い 道に厳しい目を向けていること。市民も税について納税者意識が高いことなど。室石経済部長がアメリカで体験したことにもとづいて話してくれます。
場所 東山アートワーク 茶店(宇多須神社・古来坂,料亭山の尾のすぐ山側です。山の尾を目指して,山の尾の目の前の坂が古来坂で,そこから急な坂を20メートルほど上った右側です)
920-0831 金沢市東山1-31-35 電話253-0806
開場 18時30分
講演開始19時,一時間程度,後に食事,21時30分解散
Eingelassen um 18 Uhr 30
Vortragsbeginn um 19 Uhr
講演は無料ですが,参加者は食事を取っていただきます。飲み物込みで2000円
参加申し込み締め切り4月2日。参加申し込みは 石川日独協会運営委員小林純也( management committee Junya Kobayashi )宛にメールを お願いします。 pinejunya@yahoo.co.jp
場所 Venue (Veranstallungsort)

2009年3月31日
3月11日は耳に一番の日ということで,オーケストラの日でした。金沢音楽堂で,会員の安藤常光先生が,金沢アンサンブルの演奏のもと,フィガロの結婚をイタリア語で歌われまた。迫力のバリトンでした。

2009年3月14日(土)石川国際交流ネットワーク会議
中島・楠根運営委員,石川国際交流ネットワーク会議に出席
時間: 10時から11時50分 
場所: 石川県立生涯学習センター(旧石川県庁広坂庁舎)

2009年3月11日(水)
講演会 ウィーン大衆演劇の世界
Vortrag: Die Welt der Volkstheater in Wien
Lecture: The World of the people's theaters in Vienna

講師 佐藤文彦
 金沢大学外国語教育研究センター准教授 
Sprecher (Speaker) Associate Professor. Fumihiko Sato
講演要旨 今日,ウィーンはロンドンと並んでヨーロッパを代表するミュージカル都市です が,この街と(大衆)演劇の歴史はたいへんに古く,18世紀後半までさかのぼる ことができます。本講演では,いわゆる旧市街で演じられるオペラや文芸悲劇と はひと味違う,郊外のドタバタ喜劇の魅力や特徴について,ドイツを含めた他の ヨーロッパ地域や日本との関連も含めて,お話しします。
今回は講演会だけですので,一般の方も大歓迎です。予約の必要もありません。
場所 金沢文芸館 五木寛之文庫 橋場町交差点 Itsuki-Hiroyuki-Buecherei (Itsuki-HIroyuki-Library)
開場 18時30分
講演時間19時21時
石川県金沢市尾張町1-7-10
TEL 076(263)2444 
FAX 076(263)2443

雑感
場所は文学について話しをする最高のロケーションで,講師を含めて19名が参加しました。講師佐藤先生のこれまでの研究を惜しみもなく,披瀝され,私たち聴衆は,ウィーンの大衆演劇の世界を逍遙することができました。ウィーンの高級な演劇場と,庶民的な演劇の違いが住所からも区別されているということ,大衆演劇の具体的な例としてフェルディナント・ライムントの『妖精界の娘あるいは百万長者になった百姓』(1826)とヨハン・ネストロイの『分裂した男』(1844)の解説,そしてさわりを,参加者と一緒に読み合わせ,大衆演劇にイエズス会の演劇が影響を与えたこと,そしてヨーロッパ演劇が,江戸時代に,長崎の出島で上演されたこと,またそこで触発された演劇が日本の各地で上演され,おそらくは出雲の阿国も見たのではないかという話し,またブレヒトの遺作集に最近唐人お吉を題材に取ったJudith von Shimoda という作品が話題になり,それがウィーンで上演されていることなど,日本とウィーンが結びつく話し,エリザベートという宝塚の作品になった話しなど,数多く聞かせてもらい,知的なごちそうを頂きました。大衆演劇活動のためには大都市の存在が欠かせないなどにも得心が行きました。その後講師を囲んで若大将の伝説的ラーメンで語り合いました(K生)。

2009年3月7日(土)第二回平成20年度国際関係団体連絡会
中島・古池運営委員第二回平成20年度国際関係団体連絡会に出席
時間: 10時から12時
場所:金沢市女性センター 3F 研修室

2月28日,3月1日,3月6日
石川日独協会の事務局, 岡井直道が率いる演劇集団,アンゲルスの講演

演劇実験室 第2回公演
「少年たち」 チェーホフ短編小説より
原作:A・チェーホフ
台本・演出:本庄亮
出演:澤田春菜(劇団アンゲルス・F融合科学研究所)/宮下将稔(表現集団tone!tone!tone!)/Lavit/宮崎裕香(表現集団tone!tone!tone!)/西谷茜
日時:2/28(土)・3/1(日)・3/6(金) 開演 20:30〜 (3/6は21:00〜)
 ※会場は30分前 
料金:¥1,000(1ドリンクつき)
◆28日,29日終演後,演出,出演者交えてアフタートークをします!ご参加下さい!
 (各公演終了後,簡単な打上もやります! 持ち寄りも大歓迎☆)
場所:AnSTUDIO(劇団アンゲルス)
MAP:
http://www.theater-angelus.com/studio.html (金沢市彦三町2-10-13)

★風は吹いている フロンティアという名の故郷へ向かって 今 魂の旅へ
演劇実験室はチェーホフの作品にこだわり,1年間を期間とし,約2ヶ月に1本のペースで上演していきます。
連続した公演の中で創造的問題を刺激し,内側にあるデリケートな問題に踏み込む作品を創っていきます。
演劇実験室代表 本庄亮

劇団アンゲルス(岡井直道)
920-0901金沢市彦三町2-10-13
TEL&FAX:076-264-3078
2009年2月15日(日)石川日独協会後援の催し物です。藤村会員の美声を聞くチャンスです。皆様こぞって参加をお願いします。
会員の藤村様の「独唱発表会」が催されます。
時間 午後3時開演,
場所 北国新聞赤羽ホール(金沢市南町2−1)
電話260−3555
バリトン 藤村 和昌
ピアノ  Meinhard Prinz
ご入場は無料です。
舞台上に電光表示板を置き,日本語訳の歌詞を流す予定です。
後援,北陸ヴォーカルグループ,マインハルト・プリンツを聴く会,詩人会議かなざわ,
    石川日独協会 ,北国新聞社(以上,予定)
藤村様は20年以上前から,オーストリアの国立ウイーン・アカデミーの
マインハルト・プリンツ先生(現在は教授)にドイツ歌曲を習っており,
その縁で,プリンツ先生のピアノ伴奏で独唱されます。
シューベルト作曲,歌曲集
《美しい水車小屋の娘》独唱発表会
魅惑的であるが,捉えることが出来ない水車小屋の娘,それこそ水車小屋の娘の本質ですが,それに恋心を寄せる青年の恋愛と,失恋,そして,再出発を物語にした,一連の20曲の歌を,ドイツ語で独唱する,緑の心をもつ永遠の青年,藤村和昌先生の美声を堪能させてもらいました(K生)。

2009年2月4日(水) 第一水曜日です。お間違えのないように。
講師 ミヒャエル・ロート Michael ROTH ドイツ連邦議会議員ドイツ社会民主党(SPD)
講演会
「最新の EU の動向」通訳は大阪神戸ドイツ連邦共和国総領事館の赤松恒樹氏です。
当然ドイツのことにも言及されるとのことです。ロート氏はこれまでさまざまな日本の大学で講演を行ってきています。
この講演会はテーマの内容と,ロート氏が大阪神戸ドイツ連邦共和国総領事館により,派遣されていることなどを考えて, 石川EU協会との共催で行われます。ロート氏も是非ともそのような形でお願いしたいと言うことです。講演会には 大阪神戸ドイツ連邦共和国総領事館の ミュラー領事も参加します。
The lecture will be translated into Japanese by Mr. Tsuneki Akamatsu from General Embassy Osaka and Mr. Mueller, consul of General Embassy Osaka, is expected to visit Kanazawa.
SPD Politician, Michael Roth holds a lecture on New Situation of EU at Satellite Plaza of Kanazawa University and then we can discuss further with him while taking dinner. (SPD Abgeordneter, Michael Roth haelt einen Vortrag ueber die neue Situation von EU im Satellite-Plaza der Kanazawa-Uni.) He will be accompanied by two other members of General-consulate Osaka-Kobe.

講演開始時間 18時30分より
ただしロート議員は6時には会場に到着しますので,お話がある方は早く来てください。
Beginn of Lecture: from 18: 30 on
場所 金沢大学サテライトプラザ(西町研修館)
Meeting Place: Satellite-Plaze of Kanazawa University (Nishimachi Kenshukan)
講演会参加は無料ですし,申し込みの必要はありません。一般市民の方も大歓迎です。Participation for the lecture is free. You are all welcome! Eintritt fuer den Vortrag ist kostenlos! Besuch von jedem Buerger ist willkommen!
その後講師を囲んで軽食をいたしますが,こちらの方は石川日独協会と石川EU協会の会員様に限るとともに先着15名程度しか予約席がありませんので,15名に達すると締め切らせていただきます。ご容赦のほどをお願いします。食事会(参加費用2000円)へ申し込まれる方は,受付を統一する意味で,今回は石川日独協会の方にお願いします。
この食事会は定員になりましたので締め切りました。 ご容赦のほどをお願いします。講演の方へのご参加をお願いします。
食事会参加者に案内します。食事会の場所は 「金沢市彦三町2−1−10,真和ビルB1Fの,『串揚げダイニ ングBAR風風』 Tel:076-235-9422」 です。
石川日独協会運営委員 小林純也 management committee Junya Kobayashi pinejunya@yahoo.co.jp
の方にメールをお願いします。人数に達しだい,受付を終了します。
受付終了しました。
講演会場 Venue of Lecture, (Vortragsort)

それでも場所が分からない人は次の所に直接連絡を取ってください。
***** 国立大学法人 金沢大学サテライト・プラザ ***********
石川県金沢市西町3番丁16番地 TEL232-5343 FAX232-5383
http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/ad_koho/satellite/default.htm
ロート議員は1970年8月24日 ヘッセン州ヘーリンゲン生まれ

生年月日・出身地
1970年8月24日 ヘッセン州ヘーリンゲン生まれ
学歴・職歴等
1990年−1991年 大学入学資格取得後,兵役代替役務に従事
1991年−1997年 フリードリヒ・エーベルト財団奨学生としてフランクフルト大学にて政治学,法学,ドイツ文学,社会学を学ぶ
1998年まで フランクフルト大学北米研究センター職員
2000年−2002年 ベルリン自由大学オットー=ズール政治学研究所講師
2004年より ドイツ福音教会クアヘッセン=ヴァルデック州会議所属
党歴

1987年より SPD党員
1993年−1995年 社会民主党青年部会長代理
1996年より SPDヘッセン=ノルト総支部幹事会メンバー
2001年より SPDヘアスフェルト=ローテンブルク支部長
連邦議会
1998年より 連邦議会議員
所属委員会等
SPD会派 欧州連合に関する部会長代理,欧州憲法部会長
連邦議会 欧州連合に関する委員会

感想(文責 K生)
EUの使命,その中には,平和,民主主義,自由,社会的市場経済(雇用安定,社会正義),連帯(地域の水準化),持続可能性について話しがあり,EUというものについてより明確なイメージを持つことができるようになったこと。若い,精力的なドイツの政治家の誠実さ,人間性にも,多くの人が共感を覚えたのではないか。
次の文章はある参加者のメモである。とても詳しいので,今回参加できなかった人のためにも許可を得て載せていただきました。
ミヒャエル・ロート氏の講演の内容は頂いた「一参加者のメモ」によれば以下のようであった。
EUの現状を述べたい。 ドイツは8,000万の大国であるが,なぜ他の26カ国と一緒になって,EUを創ろう とするのか。 先ず,6つの基本的な価値観を語りたい  はじめに,ヨーロパのの統一の流れがあった。ドイツ,フランス, オランダ , イタリア,ルクセンブルグ,ベルギーの6カ国が統一の流れをつくった。その核 となったのは,平和政策であった。この6カ国は戦争の当事者であり,それ故, 和解の道を探ったのである。 今年は,ベルリンの壁から20周年である。東西の和解から20年になる。今のEUの メンバーの多くが東ヨーロッパに属していた。 1つは,平和政策 内に向かっての平和ではなく,市民のレベルだけでなく,世 界に向かっての平和政策であること 27カ国のメンバーをまとめることは容易ではない。その意思の決定の仕方が問 題となる。とりわけ安全保障,防衛政策は難しい。 2つ目は,今では当たり前であるが,民主主義であること。EUに入るには民主主 義であること,法治国家であること,これが条件である。言うは安いが,実は容 易ではなく,東欧の国,ポーランド,チェコ,バルト三国はこの安定化のために 民主主義が求められた。 今トルコの加盟問題で,この民主主義と法治国家が, 一時的なものでなく,永続するということが条件になっている。 3つ目は,ヨーロッパのアイデンティティである,自由である。移動の自由,資 本の自由,労働の自由のみならず,貧困の克服と,安全に生活できる自由 完全 な自由はないが,社会的な条件である 4つ目は,自由の前提である,社会的な公正である。 今の金融危機は,国はアクティブに経済の中に入り込むことが必要である。 一年前にドイツ銀行の国有化をやろうといえばお前はマルクスかと笑われたが, 今は,国有化をやろうという時代である。 雇用の安定,そのために政府が介入し,銀行を国有化するのである。今第二次の 対策を出しているが,それは,金融システムの整理で,立ち直らせるために4, 800億ユーロ,40兆円の資金を出している。次に,公的な投資を推進する,そ れは教育と公的なインフラの整備,地方に数十億ユーロを投入し,雇用を喚起す る。但し,これにも問題があり,それは,即効性がないことである。入札とか, 計画を出すとか,ルールがある以上,仕方がないが,日本のように,短期的な対 策も考えなくてはならないだろう。例えば,子供のためにボーナスを,1回10 0ユーロとかをだすとかして。また,低所得者に対する減税とかも。この点に関 してはキリスト教民主同盟と我々社会民主党との間には,かなりの違いがありま す。 雇用の場を確保するためにどうするのか,企業に対する融資の貸付枠を拡大し, 短い期間で企業を再生させることをする ドイツでは人を解雇する場合は18ヶ月の給与を支払わねばならない。解雇され た人は,60%から67%の給与をもらえる。 これらの対策は形の違いはあるが,EUではどこでもしている。 さて,今述べてきたことは,何に基づかなければならないかというと,  社会的な公正という原理  もう一つの価値は 連帯の価値に基づくことが求められる。 平準化の原理。 強い地域と弱い地域の平準化である。 アイルランドはEUに入る前は貧しかったが,今では一人当たりの所得はEU2番目 に高い。旧東ドイツも豊かになっている。 他の地域の経済的,社会的な安定があって,ドイツの平和,繁栄がある。 最後の価値観は,大陸を越えた,グローバル性である。持続性。持続性はエネル ギーだけでなく,温暖化対策であり,それは,ドイツだけではダメで,世界的に する必要がある。2020年までにドイツはCO2を20%減らす。日本とアメリカ が20%減らすなら我々は30%減らす。再生可能なエネルギーも20%上げる,ま たエネルギー効率を20%上げる。このような対策を日本,アメリカ,EUがするこ とで,中国,インドを変えることができるのである。 EUの活動も問題がある,実行力のあるものにする必要があり,去年リスボン条約 ができ,27カ国の体制が整った。 EUはサクセスストーリばかりでなく,憲法草案に関しても,オランダ,フランス が国民投票でノーといい。リスボン条約はアイルランドがノーといっている。 今年新しい方策を出そうとしている。 ヨーロッパはそれでも必要なものを長期的に持っていこうとしています。 ありがとうございました。
2009年2月2日
早瀬勇会長と楠根重和副会長が,ドイツ連邦共和国大使館で,アンナ・プリンツ主席公使
とハラルド・ゲーリック参事官・文化部長,佐々木美規文化部担当と会談し,これまでの活動報告と,今後の取り組み,またEU-Dayでの大使の金沢に来られることに関して,こちらからの要望を伝えた。

2009年1月29日 新年会 New Years Festival, Neujahrfest 開始時間6時ですので間違えないように
この新年会は一月の末に開かれるために,二月の催し物としても行われますので,二月の催し物はありませんと書きましたが,昨年10月,急遽取り消しになった, ロート議員の講演が二月に入りました。二つの会合が近いですが,皆様の奮っての参加をお願いいたします。
New Year's Party will be held on 29. January, not on the second Wednesday as usual. !
Neujahrsparty findet nicht am zweiten Mittwoch sondern sehr spaet am 29. Januar statt! .

「英久子 Baumbachさんのフランケンワイン試飲会のお知らせ」 会員の皆様,下記の様にフランケンワイン試飲会を開催いたしたく思います。
Wein Tasting (Weinprobe) with foods
日時:1/29(木)18:00-21:00
場所(Venue):ビストロ金沢とどろき亭 (橋場大橋交番所隣)
    金沢市東山1丁目2-1 tel: 076-252-5755
行き方:ホームページhttp://slowlife-kanazawa.jp/bistro.html に地図があります.
会費:5,000円 (ワイン試飲会2000円プラス料理を含む)
英久子 BaumbachさんはRothenburg ob der Tauberでドイツ人のご主人と「Ekuko'sワイン&ギフトショップ」を経営されている方です。
ショップのホー ムページhttp://www.ekukoswine.de/ でフランケン ワインの日本への輸出もされております.
以前,中島 賢介先生 はこのオンラインショップを利用して,フランケン ワインを輸入し,
石川県の日独協会でフランケン ワインを試飲されたことがあるそうです。
来年1月末に 英久子さんが帰国し,東京,名古屋,大阪でワイン試飲会を開催するので,ついでに金沢にいらしてくださいとお願いしたところ,ご快諾していただきました。今回試飲できるワインはフランケン キルヒ家のワイン8種類(ホームペー ジに載っていないもの)だそうです。また,ビストロ金沢とどろき亭のオーナ木村さんはソムリエで,当日,フラン ケン ワインにぴったりのおつまみを用意してくださるです。
フランケン ワインにソムリエが選んだおつまみ」が皆様のご参加をお待ちいたしております。

参加希望者は12月24日正午までにメールでご連絡下さい。
A participating candidate needs to inform by e-mail by December 5 noon.
石川日独協会運営委員 小林純也 
management committee Junya Kobayashi
pinejunya@yahoo.co.jp